はじめてのSplunk ― 概要から応用までを体系的に学ぶ

1-4 トライアル版/無償版とチュートリアル

1. Splunkのトライアル版/無償版ライセンス

Splunkには、いくつかのトライアル版/無償版ライセンスが用意されています。 Splunkは、ログ管理・ログ分析に利用可能な製品ではありますが、用途が非常に幅広いため、実際に利用してみることによって、新しい使い方をユーザー自身が発見できることも多い製品です。

Splunk EnterpriseとSplunk Cloudで、それぞれ以下のようにトライアル版/無償版ライセンスが用意されています。 本ガイドでも、5章は実際に操作をしてみることを前提とした記述になっていますので、興味が湧いた方は試してみてください。

また利用にあたっては、Splunk公式サイトSplunkアカウントを作成する必要がありますのでご注意ください。 以下よりSplunkアカウントの作成が可能です。無償で作成可能です。 https://www.splunk.com/ja_jp/form/sign-up.html

2. Splunk Enterpriseのトライアル版と無償版

オンプレミス版のSplunk Enterpriseには、トライアルライセンスと無償ライセンス(フリーライセンス)の二種類があります。

  • トライアルライセンス(30日間) ― Splunk Enterpriseのほぼすべての機能を30日間フルに試せるライセンスです。一日のデータ取り込み量が500MB/dayとなっていること以外は商用版と同じ機能が使えます。
  • フリーライセンス(永続・機能制限あり) ― こちらは永続的に利用できる代わりに、一部機能に制限がかかるライセンスです。

この2つは連動しており、30日間のトライアル期限が切れると、自動的にフリーライセンスに切り替わります。 つまり、期限が過ぎてもインストールしたSplunkがまったく使えなくなるわけではなく、機能制限付きのフリーライセンスとして学習を続けられます。

こちらのライセンスを利用する場合は、自分自身でサーバーを用意し、インストール作業を実施する必要があります。 ただし、トライアルライセンスの期限が切れた後もフリーライセンスで利用を継続することができますし、 Splunkに投入したデータの取り扱いなどを自分でコントロールすることも可能であることがメリットです。

3. Splunk Cloudのトライアル版

SaaS版のSplunk Cloudには、15日間利用できるトライアル版があります。 サーバーの構築が不要なため、申し込めばすぐにブラウザからSplunkを操作することができます。

トライアルには1アカウントあたりの申し込み上限回数がありますが、その範囲内であれば複数回トライアルを申し込むことも可能です (筆者が試したときは3回程度まで申し込めました)。 15日で試しきれなかった場合でも、上限内で再度申し込んで学習を続けられます。

トライアル期間や申し込み可能回数などの条件は、 Splunk側の方針によって変更される場合があります。最新の条件は必ず公式サイトで確認してください。

4. 公式チュートリアルで学ぶ

Splunkには、トライアル版の他、Splunkが提供する公式チュートリアルも用意されています。 トライアル版にサンプルデータを投入し、チュートリアルに沿って操作することで、サーチやダッシュボード作成の基本を学習することができます。

いずれも英語のドキュメントですが、画面と手順を追いながら進められる構成になっています。 本ガイドで基礎を押さえたうえで併用すると、理解がより深まります。

5. まとめ

  • Splunkには、無償で試せるトライアル版・無償版がある(Splunkアカウントの作成は必要)
  • Splunk Enterpriseには、30日間のトライアルライセンスと、永続だが機能制限付きのフリーライセンスがある(トライアル期限が切れると無償ライセンスへ切り替わる)
  • Splunk Cloudには、15日間のトライアル版がある
  • 公式のサーチ/ダッシュボードチュートリアルも用意されている