データが取り込めたので、いよいよ実際にサーチを実行してみましょう。 ここでは第3章で学んだ検索の知識を、チュートリアルデータで実際に試していきます。 使うのは、標準アプリのサーチとレポート(Search & Reporting)です。
1. サーチとレポートを開く
Splunk Webにログインし、アプリメニューから サーチとレポートを開きます。 画面上部にサーチバーが表示されるので、ここに条件を入力して実行します。
サーチバー右端には時間範囲ピッカーがあります。 チュートリアルデータの日時は現在と離れていることがあるため、 最初は「全時間(All time)」を選んでおくと、確実にデータが表示されます。
「全時間」は走査するデータ量が多くなります。 チュートリアルデータのように件数が限られている場合は問題ありませんが、 本番の大規模データでは期間を絞ってから検索するのが基本です。
2. キーワードとフィールドで絞り込む
まずは、取り込んだWebアクセスログを対象にサーチしてみます。
index=mainでインデックスを指定し、
sourcetypeでデータの種類を絞り込みます。
index=main sourcetype=access_combined_wcookie
実行すると、イベント一覧にアクセスログが1件ずつ表示されます。
ここに条件を足していくと、目的のイベントだけに絞り込めます。
たとえば、正常に処理された(ステータスコード200の)アクセスだけを見たいときは、
statusフィールドを使います。
index=main status=200
さらに、特定のアクセス元IPアドレスに注目したいときは、
clientipフィールドを条件に加えます。
index=main sourcetype=access_combined_wcookie clientip="87.194.216.51"
3. フィールドサイドバーを活用する
サーチを実行すると、画面左側のフィールドサイドバーに、
イベントから抽出されたフィールドの一覧が表示されます。
statusやclientip、action、product_nameなど、
このデータにどんなフィールドがあるのかを一目で確認できます。
サイドバーのフィールド名をクリックすると、 そのフィールドに含まれる値の一覧と件数(上位の値)が表示されます。 値をクリックするだけで、その条件をサーチに追加して絞り込めます。 どんなフィールドがあるか分からないときは、まずここを眺めてみましょう。
このように、キーワードやフィールドでの絞り込み、時間範囲の指定といった 第3章で学んだ操作を、そのままチュートリアルデータで実践できます。 気になった値をクリックして絞り込むだけでも、データの傾向が見えてきます。
4. まとめ
- サーチは標準アプリ「サーチとレポート」のサーチバーから実行する
- チュートリアルデータは日時が離れているため、まず時間範囲を「全時間」にする
index=main sourcetype=access_combined_wcookieやindex=main status=200で絞り込める- 左側のフィールドサイドバーで、抽出フィールドと値を確認・クリックして絞り込める