この章では、いよいよ実際に手を動かしてSplunkを体験していきます。 まずは、自分で自由に試せるトライアル環境を用意しましょう。 Splunkにはいくつかの試用方法が用意されており、 「手元のPCにインストールして使う」方法と、 「ブラウザからクラウド上のSplunkを使う」方法の大きく2通りがあります。
1. Splunk Enterpriseのトライアル
もっとも一般的なのが、Splunk Enterpriseのトライアルです。 公式サイトで無料アカウントを作成し、インストーラーをダウンロードして、 手元のOS(Windows / Linux / macOSなど)にインストールして使います。
インストール直後は、一定の期間だけSplunk Enterpriseの全機能を試せる Enterpriseトライアルライセンスが適用されます。 このライセンスの間は、1日にインデックスできるデータ量にゆとりがあり、 本番相当の機能をひととおり体験できます。
本記事執筆時点では、トライアル期間はおおむね数十日程度、 1日あたり数百MB程度までインデックスできる設定が一般的です。 ただし期間や容量は変更されることがあるため、 最新の条件は必ずダウンロードページで確認してください。
トライアル期間が切れても、そのままSplunkをアンインストールする必要はありません。 無償で使い続けられるSplunk Free(無償版)に移行でき、 1日あたりのインデックス量が制限された範囲で、引き続き学習に利用できます。
Splunk Freeでは、ユーザー認証やアラートなど一部の機能が使えなくなります。 まずは全機能を試したいという段階では、トライアル期間中に いろいろな機能を触っておくのがおすすめです。
2. Splunk Cloud Platformのトライアル
「自分のPCにインストールするのは手間だ」という場合には、 もう1つの選択肢としてSplunk Cloud Platformのトライアルがあります。 こちらはインストール不要で、ブラウザから直接Splunkの画面にアクセスして試せます。
環境構築の手間がかからないため、 「とにかく画面を触ってみたい」「サーバーを用意できない」という方に向いています。 一方で、利用できる期間や機能はトライアルの条件に従います。
Splunkのダウンロードや各種トライアルの申し込みは、公式サイトから行えます: https://www.splunk.com/
本ガイドでは、どちらの環境でも共通して使える操作を中心に説明していきます。 インストール型・クラウド型のどちらを選んでも、 次節以降のハンズオンはほぼ同じ流れで進められます。
3. まとめ
- 試用方法は「インストール型のSplunk Enterprise」と「クラウド型のSplunk Cloud Platform」の大きく2通り
- Enterpriseトライアルは一定期間、全機能を試せるライセンスが適用される
- 期間が切れても、制限付きの無償版(Splunk Free)に移行して使い続けられる
- 期間やライセンス容量は変わることがあるため、公式サイトで最新条件を確認する