はじめてのSplunk ― 概要から応用までを体系的に学ぶ

3-5 レポートとアラートの実行

このページの内容
  1. レポート
  2. アラート

Splunkには、サーチを定期実行させたり、実行した後特定のアクションを実行させる機能があります。 これを実現させるのがレポートとアラートです。

1. レポート

Splunkでは、保存されたサーチの定義のことをレポートと呼びます。 レポートは、マニュアルで呼び出して実行することもできますが、多くの場合は定期実行させるようスケジュール化させて利用します。 (スケジュール化されたレポートをスケジュールドレポートなどとも呼びます)

レポートの作成手順は以下です。

  1. レポートにしたいサーチ(index=test-win sourcetype=XmlWinEventLog EventCode=4625)を実行する
  2. 「名前を付けて保存(Save As)」を選択し、「レポート(Report)」を選択する
  3. 以下のように値を入力する
項目 値 説明
タイトル(Title) Windows-Login-Failure-Report レポートの名前を入力
詳細(Description) (空白) レポートの説明を入力。特に指定しなくてもよい
コンテンツ(Content) イベント 変更不可。サーチ結果のフォーマットによって自動指定される
タイムレンジピッカー(Time Range Picker) いいえ 「はい/いいえ」から選択。「はい」を選択すると、実行時のデフォルト時間範囲が指定され、「いいえ」を選ぶとデフォルトの24時間で実行されるようになる
  1. 「保存(Save)」を選択する。

作成したレポートは、メニューバー上の歯車アイコンを選択した後表示される「サーチ、レポート、アラート」画面にて手動実行したり、確認することができます。

2. アラート

レポートよりも使い方がイメージしやすいのがアラートです。アラートの作成手順は以下です。 Splunk Cloudでは、デフォルトでメール送信するための機能が付属しており、この機能を使ってメール通知をすぐに行うことが可能です。 ここでは、日次で定期的にサーチを実行し、不正ログインらしきイベントが一件でも検知されたらメール送信するアラートを定義してみます。

  1. アラートにしたいサーチ(index=test-win sourcetype=XmlWinEventLog EventCode=4625)を実行する
  2. 「名前を付けて保存(Save As)」を選択し、「アラート(Alert)」を選択する。
  3. 以下のように値を入力する(指定可能な項目は他に多数あるが、指定する項目について記載)
項目 値 説明
タイトル(Title) Windows-Login-Failure-Alert アラートの名前を入力
アラートタイプ(Alert type) スケジュール済み(Scheduled) 「スケジュール済み/リアルタイム」から指定
(アラートタイプの間隔) 毎日実行(Run every day) 時刻(at) 00:00 アラートタイプ下に表示されるアラートの実行間隔を指定。cron形式の指定も可能
アクション生成(Trigger Actions) メール送信(Send email) 「+アクション追加(Trigger Actions)」を選択した後、「メール送信」を指定。宛先に宛先メールアドレスを指定
  1. 「保存(Save)」を選択する。

作成したアラートは、日次で定期実行されます。 レポートと同じように、作成したアラートは、メニューバー上の歯車アイコンを選択した後表示される「サーチ、レポート、アラート」画面にて確認することができます。

以上で演習は完了です。少し作業量が多い内容だったかもしれませんが、実際にSplunkにデータを取り込み、分析するとはどんなことか、感じ取ってもらえたのであれば幸いです。